月: 2003年6月

「スゲー、臭い」。ですか？（笑）

マルディグラ・ブラスバンドはドイツ出身の１０人組。ニューオーリンズ・サウンドをベースにファンクとブラスとターンテーブルを加えた異色のバンドです。しかし、これが意外になかなかダサカッコいい。ところどころにユーモアを感じさせ、飽きさせないアルバムです。
身内だけのパーティーや結婚式の二次会など、おフザケを入れてもいいようなアットホームな場でかけると盛り上がれる一枚です。ちなみに、私は知人の結婚式二次会で使いました♪

まったく「こちらはＫＤＤです。おかけになった電話番号は．．．」なんて言われた日には（笑）　→[試聴]

タイトルどおりヤル気のなさが表現されているジャケット（笑）
ま、これが味なんでしょうがありません。（でもウラ面はカワイイ）

ＢＳ２０００（ビーエストゥーサウザントと呼ぶ）はビースティー・ボーイズのアドロックとクエイザーのエイマリー・スミスがタッグを組んだ夢（？）のユニット。
内容はオルガンコアというらしく、とてもチープな音。宅録のようです。しかしこのチープさが逆にイイ！
「？！＠＃？！みたいな気分」「新しいゴーダチーズ」「ローソンの糸ようじ」他、全２２曲。

収録曲をわざと邦題にしてみました。個人的にはこういうおバカなのも全然アリです。

やられたやね。このジャケット。

我らが（？）ブラーのファーストアルバム。中身はというと．．．
そんな話は置いといて、とにかくこのジャケットだけでいいんです。デビューからこんなジャケットのセンスあるバンドがいたでしょうか？

えっと、ジャケットコレクターにオススメの一枚です。

名盤中の名盤。
バラエティーに富んだ曲がいっぱい詰まったＦＰＭのセカンドアルバムです。

全体的にラウンジ色が強いと思うのですが、ユカリフレッシュがボーカルを務めたりする曲があったり、ＦＰＭらしいキュートでポップなセンスはさすがですね！個人的には３曲目「Honolulu，Calcutta」がとてもスキだったりします。
色使いがとても綺麗で抽象的なジャケットもとても評判がイイですね。

ファースト同様、ジャケもイイけど中身も◎。オススメの一枚です。

「ガウチョとは、南米でヨーロッパの白人とインディアンの混血でカウボーイを務める男のことをいう・・・」
もうね、見てくださいよ。コレ。この独特のエキゾチシズム。

後期のスティーリー・ダン最後の作品。この後２０年もの間、活動を停止しました。つまり彼らにとってはここがクライマックスだったのでしょう。
余計な音を削ぎ落とし、厚みのある音の一つ一つがインパクトを与える。そんな贅沢な音が重なり合った時、絵画にも似た感動が生まれる。
ヒット曲「バビロン・シスターズ」「ヘイ・ナインティーン」を含む全７曲。

今夜は渋くキメたい。このアルバムをお供にどうぞ。

「どうよ？私のクルマ。カッコいいでしょ。」
「クルマもいいけど貴女も十分、カッコいいです。」

思わずジャケ買いしたレコードは、イルマレコード発の60～70年代イタリア映画やＴＶ、ＣＭなどイージーリスニング系のコンピで、シリーズ中最高傑作と名高い一枚です。
内容もジャケット同様、ダサカッコよくてＢ級グルーヴ炸裂です！
ここのレーベルはジャケットのセンスがとても抜群で、内容もとてもセンスがいいので、見つけたら「即買い」ですね。オススメ！

ミーハーといわれようが、スキなんです。ブラー。

ブラーはイギリス出身の4人組ブリットポップバンド。とはいってもその枠組みに囚われる事のないセンスが彼らにはあります。
そのブラーがデビュー以来初となるベストアルバムは、ライブを含めて2枚組みというボリューム。これまでの活動の軌跡が凝縮されていますが、どれを聴いても古さを感じさせないセンスにただただ脱帽。ライブＣＤには99年12月11日にウェムブリー・アリーナで行われたシングルズ・ナイト・ショウの貴重な音源。

思わず口ずさんでしまう彼らの曲の魅力に、どっぷりと浸かってみませんか。

「うそつきケイティ」。もう、このタイトルだけでシビレますね！

スティーリ・ダンは今でこそフェイゲン＆ベッカーとスタジオミュージシャンのスタイルですが、この頃はまだバンドとして活動していました。ドゥービーブラザーズのマイケル・マクドナルドやＴＯＴＯのジェフ・ポーカロなどがメンバーだったんですね。この作品までは。
後期の音と比較するとかなりロック色が強いので、最初に後期の音から聴きはじめた人は戸惑うかもしれませんが、ずっと聴いていると音のルーツというか変化がこのアルバムからはじまったのでしょう。これまでの作品よりも一曲一曲に音の幅があり、とても内容のあるアルバムになってます。

ジャケットのバッタも不思議感覚たっぷりでシビレさせてくれますね。

ボローン♪　どこか懐かしく優しい音色。

ブラジル出身のギタリストで、ボサノヴァの誕生に大きく貢献したと言われているローリンド・アルメイダ。
そのスタイルはジャズともボサともつかない、ちょっとニューヨーカーっぽい感じなのですが、わたしのようにジャズの知識も詳しくなく、ボサノヴァも気分で聴いている人にとっては、とても親しみやすいアルバムです。
特に意識して聴いているという訳ではありませんが、ＣＤプレーヤーにずっと入ってても他に換えたいと思わない不思議なアルバムでもあります。

日曜日の夕暮れ時に聴けば、明日からの仕事のこともケセラセラとさせてくれる一枚です。

もう、ジャケットで買っちゃってください。

「ポリー・マグー お前は誰だ」のジャケットがとても印象的なイエロー・ストーン・レーベル発コンピレーションアルバム。中身もジャケットの雰囲気どおりで、とてもセンスの良い曲ばかりです。
60年代映画音楽中心にジャズ、ボッサ、フレンチ、ブラジル、ソフトロックとなんでもありと言えば雑ですが、雰囲気が綺麗に統一されていて超オシャレ！
パーティーなどのBGMなんかでかかっているととても盛り上がりそうな一枚です。なんでもこのアルバムだけでＤＪする人もいるとか！それくらい選曲が良いというのもうなずけます。

このコンピは他にも沢山リリースされていますが、この作品が一番です。もう、買っちゃってください。