イタリアはRight TempoというレーベルからリリースされているEasy Tempoシリーズ。過去にも何度か紹介したこと(ベスト盤とかカレイドスコープコレクションとか)はありますが、ジャケットが夏っぽいということで、今回はVol.7の紹介です。サブタイトルにビキニビード7とあるように(また7のポジション取りがにんともかんともw)、従来のものよりややアッパーな選曲となってます。夜よりも昼、部屋の中よりも車の中って感じでしょうか。ただ、内容に関しては好みが分かれるようで、割とこの作品からシリーズ転換期と言われるようですが、そういう意味ではジャケットもこれまで前衛的な感じからマンガチックなイラストへ変わっていくんですね。
カテゴリー: 春のドライブにピッタリ
前からずっと気にはなってたザ・フレーミング・リップスですが、なかなか中古市場(というか殆どブックオフですが)に出回らなくてユーチューブとかで時々聴く位なんですが、先日、博多駅前のブックオフ(ココはまさしく宝の山です!)でやっと500円でゲット!意味あり気で無さそうなアルバムジャケットも素敵だし、「ヨシミちゃん、桃色ロボット軍団と戦う」と聴く前からワクワクさせるタイトルです。内容はというとやっぱりテーマがあって物語風ではあるのですが、いわゆるイロモノで終わってなく一曲一曲が作り込まれてて、聴く人を飽きさせないです。全体的にサイケ混じりのポップですが、曲によっては激しく爆発したりグルーヴしたり、優しくオブラートしてみたりと慌ただしく変化するのですが、繋ぎ目が無く自然に感情移入しやすい作りとなってます。なんだろうな、聴き終ったあとは「ようし、明日も頑張ろ」と勇気をくれるような、そんなアルバムじゃないでしょうか。
収録曲: 1. On a clear day(MONTEFIORI COCKTAIL)(Sunaga’t Experience REMIX) / 2. Bossa fluida(BLU COW BOYS) / 3. Brazil?(MONSIEUR BLUMENBERG) / 4. montage(FREE TEMPO) / 5. Bota pra quebar(DJ RODRIGUEZ) / 6. Gipsy woman(MONTEFIORI) / 7. Rua escondida(BLACK MIGHTY ORCHESTRA) / 8. Vives & tribes(DJ RODRIGUEZ) / 9. Loading(TOMMY BASS) / 10. Josephin please no lean on the bell(THE RAY GELATO GIANTS) / 11. L’altra sera al ristorante(MONSIEUR BLUMENBERG) / 12. Continental’70(SAM PAGLIA) / 13. Chico desperado(BOSSA NOSTRA) / 14. Magister come back(LIVE TROPICAL FISH) / 15. Lake of perseverance(DOM UM ROMAO) / 16. Blue train(BLACK & BROWN) |
コンパイラースナガタツオが放つ、天気がよい日のドライブに持ってこいな一枚。特に始まりから中盤くらいに掛けては、もうメロディーという風があるのなら、背中をブワッと押してくれるような曲の連続ですね。お洒落でありながらチャラくない大人のアッパーソング集といった感じ。春から夏にかけて重宝しそう。
収録曲: 1. Eveything Is Everything / 2. Run Run Run / 3. I’m An Actor / 4. Love For Granted / 5. Victim of the Crime / 6. (You Can’t Blame It On) Anybody / 7. Congratulations / 8. If It’s Not With You / 9. Holdin’ On Together / 10. Diary of Alphabetical |
タヒチ80と比較される事の多いフェニックスですが、彼らがフレンチポップなのに対して、こちらはフレンチロックだと感じるのはボクだけでしょうか?少し排他的というか、メロディーとか雰囲気は美しいのだけれども、どこか寂しげで内向的なところがそう思わせるのかも。全体的にアコースティックな雰囲気を出しつつ、打ち込みを入れてて、それがなんとなくいい感じにまとまっているというと平たくなってしまうのですが、ボーカルの声の倦怠感や、時折出てくる咳払い?鼻を啜る感じ?宅録っぽさもあって、作品全体、つまりアルバムとして評価したい一枚。しかし、4曲目とか10曲目とか、このアルバムを象徴するような気だるくも美しい曲もあったり、なんやろ、テンションが下がっている時に、春の暖かなベランダかなんかで聴くと、ちょっと散歩でもしてみようカナと思わせるアルバムではないでしょうか。
収録曲: 1. Grace Kelly / 2. Lollipop / 3. My Interpretation / 4. Love Today / 5. Relax (Take It Easy) / 6. Ring Ring / 7. Any Other World / 8. Billy Brown / 9. Big Girl (You Are Beautiful) / 10. Stuck In The Middle / 11. Erase / 12. Happy Ending |
シングルカットされた一曲目の「Grace Kelly」を聴いた時に、クイーンの曲かと勘違いするほどフレディ・マーキュリーの歌い方にソックリだったんです!以来、曲を耳にすると、ついつい聴き入ってしまうほど気になるようになりました。
ここ最近は新譜のアルバムを購入する機会はありませんでしたが、Amazonで試聴した時、ビビッときました★
どの曲もコマーシャル性が強く打ち出されていて、買って損のないアルバムですね。また、これからの季節にピッタリのポップでアゲアゲ(死語)な曲ばかりなのでドライブにピッタリかも♪(いつもの)ブックオフにこのアルバムを見つけ、2年の歳月に気付かされた次第であります ^^;
収録曲: 1. Lay Me Down / 2. All ‘Bout the Money / 3. Are You Ready? / 4. Too Many Nights Late / 5. Beautiful Girl / 6. Intimacy / 7. Luxury / 8. PoP & Television / 9. Daughter Of Mornin’/ 10. Caught Up In The Middle / 11. Lullaby Song / 12. Seven Sisters Road / 13. Don’t Push The River / 14.Do The Angels Have A Home? |
ジャケットのタグにあった「春の訪れはMEJAから-」というコピーに惹かれて手に取ったアルバムですが、以前からその歌声は気になっていたので、聴いてみる事にしました。ライナーノーツを読んでみると、またスウェーデンのシンガー。最近よく当たりますw
このアルバムタイトルである「セブン・シスターズ」とは冬の星座である牡牛座はプレヤデス星団のこと。まさに天空の星の如く、光り輝くようなポップな曲がちりばめられてます。大ヒットとなった「オール・バウト・ザ・マネー」とボーナストラックを2曲含む全14曲。まさにこれからの季節にもってこいの一枚ではないでしょうか♪
収録曲: 1. Sheepdog / 2. Sweet Ride / 3. Motown Blood / 4. Mr. Moon / 5. The Band / 6. To China With Love / 7. Paralyzed / 8. P.U.S.A. / 9. Little Boy Jr. / 10. Lady / 11. Bring’Em In / 12. Lauren’s Cathedral |
スウェーデンの5人組ツインボーカルバンド「マンドゥ・ディアオ」。スウェーデンと聞くとカーディガンズやフェレンツ・フェルドナンドに代表される少し哀愁を帯びたメロですが、このバンドもシングルとなったポップな曲はまさにそれを感じさせます。しかし、全体的にガレージ色が強く、勢いや危うさがギリギリのところで保たれてます。そこがまたイイのです!フェレンツやストロークスが好きな人は間違いなくマストとなるでしょう。アルバムを通して疾走感があるし、特に5曲目「The Band」は春から初夏にかけて爽やかな季節のドライブのお供にピッタリ★
収録曲: 1.Everyday I Love You Less and Less / 2.I Predict A Riot / 3.Modern Way / 4.Na Na Na Na Naa / 5.You Can Have It All / 6.Oh My God / 7.Born To Be A Dancer / 8.Saturday Night / 9.What Did I Ever Give You / 10.Time Honoured Tradition / 11.Caroline, Yes / 12.Team Mate |
イギリス出身の5人組ロックバンド、カイザー・チーフス。
これってブラーかと思うくらいボーカルの声やメロディのセンスがそっくり。まあ、正直、底の浅い感じは否めませんが、ブリットポップはこの儚さが良いワケで。
このアルバムの聴き所は前半部分でしょう!とくにエアプレイの多かった2曲目「I Predict A Riot」は必聴でしょう!一度聴いたらなかなか耳から離れない曲ですね。
しかし、日本盤¥2150、UK盤は¥3500もするのにUS盤は¥1050って・・・どーなってるんでしょう???
収録曲: 1.Riot Radio / 2.Different Ace / 3.Nowhere / 4.Red Light / 5.Just Another Love Song / 6.Control This / 7.Loaded Gun / 8.Nationwide / 9.We Get Low / 10.Horizontal / 11.New Town Disaster / 12.Last Resort / 13.You’re Not the Law |
イギリスはリバプール出身の4人組ザ・デッド・シックスティーズ。
名前のとおり60年代モッズの臭いを感じます。
またクラッシュの影響からかパンクやダブっぽいのもあり、かと思えばレゲエっぽいのもあり、バンドを知るには中身の濃いアルバムです。
・・・それにしても日本盤のタイトルは「無線煙突」ですか(笑)
スコアも全て和訳すれば良いのに、1曲目「暴走レディオ」、7曲目「弾込めた銃」、13曲目「無法者の叫び」と直球で楽しませてくれます。
メッセージ性のありそうでないようなジャケットも印象的ですが、ボーカルは「世界で一番丸坊主が似合う男」らしいです。
収録曲: 1.A New Beginning / 2.The Anthem / 3.Lifestyles of the Rich & Famous / 4.Wondering / 5.The Story of My Old Man / 6.Girls & Boys / 7.My Bloody Valentine / 8.Hold On / 9.Riot Girl / 10.Say Anything / 11.The Day that I Die / 12.The Young and Hopeless / 13.Emotionless / 14.Movin On |
天気がいい日はこんなアメリカン、いや、カリフォルニアサウンドのアルバムを一枚持って出かけるのが一番。
「Lifestyles of the Rich & Famous」なんかはラジオでエアプレイされまくってたのでいまだに耳に残ってたりします!
アルバムを通してひたすらポップで爽やかなメロディとボーカルの突き抜けるような声。そして兄弟(BenjiとJoel)の息の合ったコーラスワーク!曇り空も青く感じさせてくれる感じ!?
結成後、4年でソニーと契約というのもうなずけますね。
しかしこの兄弟、バンド始める前は100%野球少年だったとか・・・見えねぇぇぇ(汗)