バンド名(ユニット名?)も長いがタイトルも長くて覚えられないキリマンジャロ・ダークジャズ・アンサンブルのアイ・フォーシー・ザ・ダーク・アヘッド イフ・アイ・ステイ。グーグル先生の翻訳では「私が滞在すれば、私は先に暗闇を見送る」。第一印象はスピリチュアル系アンビエントだったのですが、作品を通してストーリー性が感じられ、静かな暗闇のパートと美しい音色が漂うパート、そして時折鳴り響くどこかメランコリックなトランペット、そしてラスト「The MacGuffin」は築き上げた世界を破壊するかのような激しいビート!!この手の作品は演奏時間も長く繰り返しも多いため次第に退屈になることもしばしばあるのですが、このアルバムは全くそういう感じにはならないです。仕事中のBGMとして重宝してます。
カテゴリー: 小下係長のフェイバリット
前回に引き続き、博多駅前のブックオフで280円でゲットしたコンピレーションアルバム「The Mood Mosaic 8 “Funky In A Minor Mode”」です。こちらも軽くファンキーな感じで始まってダレる事無くいい感じを維持したまま進行します。ただ、12曲目のドアーズの名曲「Light My Fire」をサンプリングしたヤツは驚きと同時に笑えましたがwwこの曲を聴く時はヘッドホンが必要かと。まあ、このシリーズはいつもなんですがジャケットがウオォォ!な感じ(個人的にはとてもアーティスティックだと思いますが)なんですよねw
しかし、こちらもアマゾンの商品ページでは高値ですね。280円で買えたなんてラッキーでした。興味があるなら海外のサイトになりますがサンプルが聴けますので試聴してみてください。
毎回言っている様でちょっと恐縮ですが、ボクの金の鉱山と言っても過言ではない博多駅前のブックオフで280円でゲットしたコンピレーションアルバム「The Mood Mosaic “4 les yper sound!”」です。一曲目からイタリアっぽいとぼけた感じで入ってきて、二曲目から軽くグルーヴしつつ徐々に盛り上がっていく感じがBGMにピッタリかと。シリーズ最高傑作との声もありますが確かにシリーズの中では良く聴く一枚ではあります。
余談ですがアマゾンで商品ページの価格をみたら凄い値段が付いててビックリ!新品で8000円台!中古でも4000円からと280円で買える代物ではない事だけは確かだと思いますw;
前からずっと気にはなってたザ・フレーミング・リップスですが、なかなか中古市場(というか殆どブックオフですが)に出回らなくてユーチューブとかで時々聴く位なんですが、先日、博多駅前のブックオフ(ココはまさしく宝の山です!)でやっと500円でゲット!意味あり気で無さそうなアルバムジャケットも素敵だし、「ヨシミちゃん、桃色ロボット軍団と戦う」と聴く前からワクワクさせるタイトルです。内容はというとやっぱりテーマがあって物語風ではあるのですが、いわゆるイロモノで終わってなく一曲一曲が作り込まれてて、聴く人を飽きさせないです。全体的にサイケ混じりのポップですが、曲によっては激しく爆発したりグルーヴしたり、優しくオブラートしてみたりと慌ただしく変化するのですが、繋ぎ目が無く自然に感情移入しやすい作りとなってます。なんだろうな、聴き終ったあとは「ようし、明日も頑張ろ」と勇気をくれるような、そんなアルバムじゃないでしょうか。
Material / ACO
収録曲: 1. メランコリア / 2. 星ノクズ / 3. カナリアは鳴く / 4. 真正ロマンティシスト / 5. 空シラヌ雨 / 6. ASK ME(Instrumental) / 7. This Woman’s Work / 8. 4月のヒーロー / 9. Time / 10. Interlude(Instrumental) / 11. 貴方に捧ぐうた / 12. ハートを燃やして(Special Branch Mix:Alan Branch) / 13. 星ノクズ(dub version:Adrian Sherwood,Alan Branch) |
前作「absolute ego」に引き続き、砂原良徳がプロデューサーとして加わり、さらにエイドリアン・シャーウッドというイギリスのダブの鬼才と呼ばれる人が入ったことで、全体を通して音の厚みというか輪郭が濃厚でありながら、どこか空の上、いや、宇宙の中へ漂った感覚を覚えるアルバムです。特に2曲目や3曲目は、前作がどっぷりと湖の底に浸かった感じだったのに対して、宇宙の中に吸い込まれるような浮遊感。「星ノクズ」や「4月のヒーロー」「ハートを燃やして」などヒット曲を含む全12曲。前作でハマった方、アンビエントやチルアウトといったカテゴリが好みの方は間違いなく「買い★」ですな。
収録曲: [DISK 1] 1.Beetlebum / 2.Song 2 / 3.There’s No Other Way / 4.The Universal / 5.Coffee & TV / 6.Parklife / 7.End Of A Century / 8.No Distance Left To Run / 9.Tender / 10.Girls And Boys / 11.Charmless Man / 12.She’s So High / 13.Country House / 14.To The End / 15.On Your Own / 16.This Is A Low / 17.For Tomorrow / 18. Music Is My Radar [DISK 2] 1.She’s So High / 2.Girls And Boys / 3.To The End / 4.End Of A Century / 5.Stereotypes / 6.Charmless Man / 7.Beetlebum / 8.M.O.R. / 9.Tender / 10.No Distance Left To Run |
ミーハーといわれようが、スキなんです。ブラー。
ブラーはイギリス出身の4人組ブリットポップバンド。とはいってもその枠組みに囚われる事のないセンスが彼らにはあります。
そのブラーがデビュー以来初となるベストアルバムは、ライブを含めて2枚組みというボリューム。これまでの活動の軌跡が凝縮されていますが、どれを聴いても古さを感じさせないセンスにただただ脱帽。ライブCDには99年12月11日にウェムブリー・アリーナで行われたシングルズ・ナイト・ショウの貴重な音源。
思わず口ずさんでしまう彼らの曲の魅力に、どっぷりと浸かってみませんか。
収録曲: 1.Black Friday / 2.Bad Sneakers / 3.Rose Darling / 4.Daddy Don’t Live In That New York City No More / 5.Doctor Wu / 6.Everyone’s Gone To The Movies / 7.Your Gold Teeth II / 8.Chain Lightning / 9.Any World (That I’m Welcome To) / 10.Throw Back The Little Ones |
「うそつきケイティ」。もう、このタイトルだけでシビレますね!
スティーリ・ダンは今でこそフェイゲン&ベッカーとスタジオミュージシャンのスタイルですが、この頃はまだバンドとして活動していました。ドゥービーブラザーズのマイケル・マクドナルドやTOTOのジェフ・ポーカロなどがメンバーだったんですね。この作品までは。
後期の音と比較するとかなりロック色が強いので、最初に後期の音から聴きはじめた人は戸惑うかもしれませんが、ずっと聴いていると音のルーツというか変化がこのアルバムからはじまったのでしょう。これまでの作品よりも一曲一曲に音の幅があり、とても内容のあるアルバムになってます。
ジャケットのバッタも不思議感覚たっぷりでシビレさせてくれますね。
収録曲: 1.Atabaque / 2.Amor Flamenco / 3.Stairway to the Stars / 4.Acertate mas / 5.Terra SEca / 6.Speak Low / 7.Speak Low / 8.Inquietacio / 9.Baa-too-kee / 10.Carinoso / 11.Tocata / 12.Hazardous / 13.Nono / 14.Noctambulism / 15.Blue baiao |
ボローン♪ どこか懐かしく優しい音色。
ブラジル出身のギタリストで、ボサノヴァの誕生に大きく貢献したと言われているローリンド・アルメイダ。
そのスタイルはジャズともボサともつかない、ちょっとニューヨーカーっぽい感じなのですが、わたしのようにジャズの知識も詳しくなく、ボサノヴァも気分で聴いている人にとっては、とても親しみやすいアルバムです。
特に意識して聴いているという訳ではありませんが、CDプレーヤーにずっと入ってても他に換えたいと思わない不思議なアルバムでもあります。
日曜日の夕暮れ時に聴けば、明日からの仕事のこともケセラセラとさせてくれる一枚です。
収録曲: 1.Bob Crewe – Pygar’s persecution & the black queen’s beads / 2.Klaus Doldinger – Sitar beat / 3.Serge Gainsbourg – En melody / 4.Michel Legrand – Marins,amis amant ou maris / 5.Nelson Riddle – Lamento / 6.Marian McParland – Love for sale / 7.Gabor Szabo – Sophisticated wheels / 8.Phil Moore III – Batucada / 9.Luis Enriquez – Mas que nada / 10.George Garvarenz – Hascisch party / 11.Shocking Blue – Acka raga / 12.Claude Denjean – Kiss this / 13.George Shearing – Aquarius |
もう、ジャケットで買っちゃってください。
「ポリー・マグー お前は誰だ」のジャケットがとても印象的なイエロー・ストーン・レーベル発コンピレーションアルバム。中身もジャケットの雰囲気どおりで、とてもセンスの良い曲ばかりです。
60年代映画音楽中心にジャズ、ボッサ、フレンチ、ブラジル、ソフトロックとなんでもありと言えば雑ですが、雰囲気が綺麗に統一されていて超オシャレ!
パーティーなどのBGMなんかでかかっているととても盛り上がりそうな一枚です。なんでもこのアルバムだけでDJする人もいるとか!それくらい選曲が良いというのもうなずけます。
このコンピは他にも沢山リリースされていますが、この作品が一番です。もう、買っちゃってください。